札所0番(ふだしょぜろばん)

札所寺院でのお参りのしかたとお経


西国三十三ヶ所・四国八十八ヶ所等の札所での一般的なお参りのしかたを掲載いたします。
とはいっても、お参りはこのように型にはまってやらなければならないというわけではなく、 心から念ずることがまず第一かも知れません。

札所寺院でのお参りのしかた

■まず山門で一礼
■手洗いで口をすすぎ、身を清める
■鐘楼堂で鐘を撞く
■本堂で
 ・納め札写経 等を納める
 ・お賽銭・お供え等を供える
 ・ローソク・線香 を焚く
 ・経本 を開いてお経をあげる
■大師堂で(四国八十八ヶ所・四国別格二十霊場の場合のみ)
 ・本堂と同様のお参りをする
■他のお堂をお参りする
■納経所で希望に応じて 納経軸 納経帳 白衣 などに納経を受ける
■山門で一礼し次の札所へ


札所寺院であげるお経

【観音霊場の場合】
日本最古の観音霊場の西国三十三所をはじめとして、秩父札所、坂東札所など観音霊場のお参りであげるお経の中で、 一般に多く見かけるタイプです。各お寺の本堂で、開経偈⇒般若心経⇒ご詠歌⇒回向文の順であげます。他の観音霊場もこのタイプに同じです。

■開経偈(かいきょうげ)
■般若心経(はんにゃしんぎょう)
■ご詠歌(えいか)
■回向文(えこうもん)


【お四国霊場の場合】
四国八十八ヶ所のおまいりで唱えるお経の中で、一般に多く見かけるタイプです。 各お寺の本堂・大師堂で、開経偈⇒般若心経⇒十三佛真言⇒光明真言の順であげます。 四国別格二十霊場もこのタイプに同じです。

■開経偈(かいきょうげ)
■般若心経(はんにゃしんぎょう)
■十三佛真言(じゅうさんぶつしんごん)
■光明真言(こうみょうしんごん)
■回向文(えこうもん)